お誕生日おめでとう。。

一年前、心花が元旦に生まれて、その喜びの記事を書きました。

その数日後のこの日、百咲への「誕生日おめでとう」の気持ちをどう伝えよう。。いつか見てくれるであろう、この「まめぞう」をどんな気持ちで読んでくれるんだろう。。そのときに、自分は胸を張っていられるだろうか。。

そして、この「まめぞう」に百咲のことを書いても、奥さんや心花は傷つかないだろうか。。そう思いながら、

「でも、想いを百咲に伝えたい。。」

その一念で、ほほをぬらしながら、職場で記事を書いていたのを思い出します。ちょうど、同僚のガンタロウ先生が医局に入ってこられて、心配してもらったんですよね。ご心配おかけしました。

あれから一年。。

まだまだ、胸をはれる父ではないけど、人に対して、自分に対してうそをつかない人間でありたい。。とそんな目標を持つことができました。

だから、「自分はいつまでも、百咲の父である。」

その強い思いを奥さんにも、そして、百咲の妹である、心花にも、正直にいえます。
そして、百咲が「近くに来たい。。」そういってくれれば、いつでも迎える心づもりでいます。

それを心から喜んでくれる家族に恵まれることが出来ました。本当に感謝してます。

31日の記事に、「優しい思い出がパパのなかにも残ってるよ」。。そう書きました。

わたしは幸い、そんな優しい奥さんと心花と一緒にいるので、なにかことあるごとに、百咲との記憶を思い出すことができます。そして、奥さんも気を使ってくれて、百咲ちゃんのときはどうだった?ってたずねてくれます。

百咲はどうなんでしょう。。

新しいパパやママに気兼ねして、思い出すことがつらくなってはしないかな。。
あるいは、パパとの記憶を思い出すたびに、「なぜパパは百咲から離れちゃったんだろう」ってパパのことを恨んでないかな。。それが心配です。

事情はどうあれ、離れてしまったことは事実で、百咲の心に深い傷を残したことについては、これから一生背負って生きていくつもりですが、百咲との、楽しかった日々もまた、事実です。

その日々を思い出すたびに、苦しくなってなければいいな。。と、そう願っています。

パパとの楽しくて、優しかった記憶は、パパのなかでも今でもちゃんと残っています。それは、百咲だけのものじゃないよ。。ちゃんと、パパもママも覚えているから、安心して思い出していいんだよ。。そして、思い出している間だけでも、優しい気持ちになっていいんだよ。。そんな優しい気持ちを土台に、涙を拭いて、顔をあげて、新しい思い出を作っていくんだよ。。

そういう思いを込めました。

今日で、9歳。
4月から4年生だね。

大きくなっただろうね。将来、笑って逢えるように、自分をしっかりもっていきて行こうね。

夜、満点の星空と、お月様を見ました。

あなたも、広島の地で、同じものを見てくれていることを祈りながら。。