そうやって、今年初めてチョウチョと出会った日は、乳房再建の世界的権威の酒井先生とお会いする日でした。
酒井先生が小さい頃蝶の採集をしていた。。という話を、去年の日本美容学会の会長講演で伺っていたものだから、モンシロチョウにも雑種があるんだろうか。。と尋ねてみようと思っていたのでした。

「今日、モンシロチョウを娘と追っていたら、黒い線の入った蝶もいたんですよ。。」

雑種ってあるんですか?と言葉を続けようと思ったら、即座に、

「それは、スジグロシロチョウでしょう」

スジグロ?はあ、たしかに黒いすじが入ってました。そういう名前があったんですね。話の流れでチョウの話になったのですが、菜の花畑で、よく黄色いチョウがいるじゃないですか。。

あれって、「モンキチョウ」っていう名前が付いてるんですね。恥ずかしながら知らなかった。。

知らなかったと言えば、実は、モンシロチョウはモンシローチョウだと思っていました。つまり、真っ白い羽だから、モンシロ。。

ところが、実際はシロチョウ科というのがあるんですね。そうです。モンーシロチョウ。モンがあるシロチョウだったんです。

本来、モンの模様があるらしいです。それが、季節によって、真っ白い時期があるんだそうですね。

モンキチョウも、黄色一色ではなく、モンの模様があるのがふつう。。

そう考えると、昨日見たのは、スジグロシロチョウではなく、どちらもモンシロチョウだったのかもしれません。



どうでもいいような、蝶の話をここまで読んでくださってありがとうございました。

知らないなら知らないで、生活には全然影響しない話ですよね。現に、わたしも、この年になるまで知りませんでした。
けれど、知ることによって、生活が豊かになると思いませんか?
ひいては、人生が豊かになる。毎日の生活に深みがでる。

小春日和に散歩をする、、というだけでも、かなり豊かな人生を送っているとは思うのですが、さらに、蝶を愛でる。そして、その蝶がモンシロチョウかスジグロチョウか考えてみる、卵、さなぎの時期を過ぎて、こうやって自由を謳歌している蝶にエールを送る。。

すごく豊かな生き方だと思いませんか?

実は、学ぶことって、自分の人生を豊かにするためにあるのかな。。なんて思ったりしています。

人生に無駄なことってないんですよね。ひとつひとつの出来事を大切にしながら、より豊かな人生を歩んでいきたいと思っています。