今日です。

当初の予定で今日、行く予定になっていたので、行って参りました。

もしかすると、理事長、事務長が2人で迎えにくるかと思っていたのですが、それはありませんでした。
理事長、事務長ともに不在でした。
やっぱりこんなもんかあ、この施設は大丈夫かなあと思いながら、患者さん達に、今日が直接くるのは最後になるけど、連絡先はスタッフのひとに伝えてるから、連絡してもらってくださいね、と挨拶をし、1年半頑張ったなあと感慨にふけってました。

そうすると、事務の職員と看護婦長さんが、お話があります。とのことです。
きっと引き止められるんだろうなあ、と思いましたが、案の上そうでした。いままで、いい人が来てくれるんだけど、理事の姿勢が悪くてひとが居着かない、今回も同じ過ちをくり返したくない、ぜひ、一緒にいい施設を作っていきたい、だから残ってくれませんか、というものでした。

もし、わたしが、この施設で骨を埋めるつもり、あるいはこの地域のひとのために働きたい、と思うのなら、私が、その理事長と喧嘩してでもいようとは思いますが、残念ながらその気持ちはありません。

もちろん、この地域のひとにはいい医療をうけてもらいたい、そのためには、この施設がいいものであるべきだと思います。
そのために必要なのは、いまのこの施設に足りないものを、見極めて、理事に間違いは間違いとはっきりいえることではないかなと思います。

わたしが今回やめるのは、理事長や事務長に人材の大切さを知って欲しいということです。医師の数も増えたいま、この施設への恩返しは、自分がやめることだと思ってます。

ここで、私が続けたらただの仲良しクラブになってしまって、施設、スタッフの成長はなくなりますよ。

もし、今まで、同じことがあってて、いままで改善されていなかったのであれば、これをきっかけに何か行動していけばいいじゃないですか。

物事には原因と結果はつきものだと思ってます。
今回のわたしの辞職は、これまで人材を大切にしてこなかった結果でありますが、と同時に、このことが原因になって、これからいい結果がでるように、これから行動していくことが大事じゃないでしょうか。

私は死ぬわけではありません、もし、その行動をおこす時に、わたしの力が必要だと思われたら、連絡して下さい。

喜んで協力させてもらいますから。。とお話しました。

最後は、説得するつもりが、説得というか、また教えられちゃったなってことになりました。

でも、こうやって、じっくり話をできるようになったこと自体が、この施設では大きな進歩だし、意義があるんですよ、というと、納得していただけました。

そんな話してたら、帰りの電車が予定より2本遅れちゃったんですけどね。それに、最後のお給料をもらい損ねちゃった。。。(ぐすん)