中国の留学生

私が中国語がはなせるわけではありません。

自己紹介くらいはできますが、なかなか理解できません。しようと思ってないから、いつまでたっても理解できないんですよね。。反省。。

1月27日の日記に中国の留学生が腹痛でみえて、触診と症状、既往歴から虫垂炎だろうということで、手術をすすめて、結局お父様がいらっしゃる東京にいかれたと書きました。

その学校の通訳の先生が、別の学生さんを診察につれてきたといって、わざわざ挨拶にきてくださいました。

結局、東京では手術をしなかった様です。その件については、又後日書きますが、今回は別につれてこられた学生さんとお話をしました。

中国で卓球が上手で、その技術をかわれて、日本に特待生として留学しているそうです。
その子がときどき、胸に空気がつまった感じがするというらしいのです。いろんな病院にいって、検査をしてもらったけど、何も異常はなかったということです。

楽しいことをしているときは、それは感じないそうです。
まさに、心因性のものです。そして、本人も周りの先生方もわかってます、けど、彼女の精神状態をうまくコントロールするのが、どうもやり方がわからないんですね。

夢や希望を聞いたところ、もうすぐ受験なので、どうすれば日本の大学に入れるかとか、そのあと、いかにいい企業に就職しようか、というところに気持ちがあるようでした。

そこで、「いい大学にはいること、いい企業に就職することはきっと目的ではなくて、手段だと思うんよね、なにか大きな夢があって、それを実現するために、いい大学やいい就職っていうことは必要になると思うんよ、それはなーに?」
って聞いたら、

「いい家庭を築いて、お父さん、お母さんに親孝行できて、みんなが健康で暮らせればいいな、それが私の夢です。」

という答えが帰って来ました。

物質中心主義が台頭して来たとはいえ、さすが孔子を生んだ国です。儒教の教えがしっかり残ってるんですね。。すごい。。

「わたしも、自分の幸せって何かなと思ったことがあるんよ。

結局辿り着いた答えは、人に幸せを与えれることかな、でも、そのためには、@@さんが言うように自分の家族を幸せに出来ないと、人に幸せはあげれないのかな、と思うようになったんよね、

じゃ、どうやって家族を幸せにするかというと、何もしないでぼーとしているだけでは何も始まらないし、夫婦、家族で同じ目標をもって、何かをしようというときに、幸せを感じることができるんじゃないかなと思ってるンよね。

自分に何ができるんだろうって、思った時にまだ、なにも思い付かないかも知れないけど、そういうことを考えながら毎日一所懸命生活してたら、きっと見つかるんじゃないかと思ってるんよね。

もしくはもうすでに何かもってて、自分で気がつかないだけかも知れない、@@さんだって、中国の人でありながら、日本で勉強しているっていうことはすごく大きな武器、強みだと思うんよね。そういう自分の長所をちゃんと理解して、まわりを見渡してみて、自分に助けれる人がいないかなって思いを馳せてみると世界がかわるかもしれない。

それに、なにも考えないでぼーとしてて、結婚してから、夫婦でなにか目標をもとうと思ってもそれは無理な話だよね。

自分が何かに向かって進んでたら、きっと同じ方向をみて進んでいる人がそばによってくるはずよ。そんなひとと結婚して、夫婦で一緒に夢を実現しようとすると、最初に@@さんが言ってた夢はかないやすいんじゃないかな、

そうやって、毎日すごしてると、胸のつかえた感じなんて、そんなこと言ってる暇はなくなるはずよ、毎日が楽しくてしょうがなくなるはず。。

そう送りだしてあげました。

ほとんど、通訳なしで理解してたから、本当にすごいです。
日本語覚えるの苦労しただろうなあ、自分もがんばって中国語勉強してみようかな。。

今日もいい経験をさせてもらいました。感謝の気持ちでいっぱいです。謝謝。