実験めも。。

今日は朝の7時からせっせと、ずっとPCR。。。

眠いのにあさ、おきて朝御飯をつくってくれたおくさん、ありがとう。。
ちょうど、おきたいと思っていた6時15分に泣いてくれた心花にありがとう。
ちゃんとおきて、だっこを要求してくれたまめぞうさん、ありがとう。

おかげで、気持ち良く実験出来ました。

黄疸(身体が黄色くなるやつ)のときに、肝臓の細胞の蛋白質の構成がちょっとかわってしまうんです。。
そのまま手術をしてもいいものか、ちゃんと黄色いのを治してから手術する方がいいのかを調べてます。

まずは、そのおきている現象をちゃんと確かめないと事が進まないという事で、蛋白質の構成の変化を検討。。
そのまえに、蛋白質は、細胞のなかのDNAの情報をもとにつくられるから、DNAの発現の違いを見てみよう。。といっても、DNAはどんな状況でも、発現はかわらなくて、そのDNAの、特定の部位が、翻訳されて、RNAとして、細胞内に出て来て、それをさらに蛋白質につくりかえるので、そのRNAの量の変化を見てみようというのが、大きな流れです。

RNAといっても、それをそのまま見る事もできるのですが、もともと微量な発現量だったりすると、分かりにくいし、差もでにくい、、ということで、RNAを増やせないか、、ということで、考えられたのがPCR法です。

実際にはRNAを一旦、DNAの形にして、増幅していくんですけどね。

こうやってかくと、なんか難しそうな事してるんだなあ。。やってることは単純なんだけど、、先達の苦労が偲ばれますね。。

さて、明日の実験の予定を考えて帰ろうかな。。