最高にまめってた。。

もりぞお、きっころ、うしろにふー

こんにちわ。
昨日の当直は、ついてました。(マメってたというべきか。。)

患者さんは、さほどお見えになることなく、結構本を読めましたし、これからのことを考えて、実験に対するモチベーションもあがったような氣がします。

それに、いい出会いもありました。

その病院には、約5年程前に常勤で、働いていたことがあります。
そのころから、ずっと、そこにいる私より数年先輩の先生がおられるのですが、5年前には考えもしなかったような話ができました。

昨日、病院について、いつものように談話室に顔をだすと、たまたまその先生が座っておられました。

一通りの挨拶をして、その場を去ることも考えたのですが、その先生とお会いしたのは、本当に数年ぶりで、こうやってお会いしたのも、なにか意味があるかも、もしくは、何かの縁かなあと思って、いろいろ話をすることにしました。

話の展開については、ここでくり返すことはしませんが、その先生はもともと、医学部志望ではなく、文学部志望だったとのこと、けれど、種々の事情で医学部に行かざるをえなくなったこと、文学部にいって、詩の翻訳をしたかった、いまでも、本が大好きであるという話から、人間とはとか、人生について、人間と自然の関わり方、医者の自意識、優越感、などなど本当に深い話をさせて頂きました。

世の中、本当に捨てたものではありません。

やっぱり日本人って素晴らしい。。もしかすると、日本人でなくても、こういう話が世界中のひととできるのではないかと考えました。

そのなかで、自然のなかでの人間、というテーマになったとき、志賀直哉の「暗夜行路」を紹介してもらいました。これも何かの縁だと思います。今度、手にしてみようと思います。

今回の件も、目の前の出来事の意味を考えて、行動してみました。

ただ、その行動も、ただ、そこにいて、世間話をしていたわけではありません。その方の言葉の端々に、これは人生について考えておられる、という何かを感じたので、そういう話に持って行ってみました。

心を遊ばせない、絶えず、そのことを気にかけて、頭をめぐらせて、アンテナをはっておく、これはと思ったら、一生懸命心をつくす、自分もこころを開く。。

そうすれば、仲間がふえる、道が開ける、そう思えた出来事でした。

昨日の当直に感謝。この先生と引き合わせてくれたなにか、『something great』に心から感謝します。