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こんにちわ。
今日の予定していた実験が先程終了しました。
早くうちに帰って心花と奥さんの顔を見たいところですが、ちょっと踏み止まって、記事を書いて帰ろうと思います。
月曜日にラットちゃんの手術が一通りおわって(ありがとう、ラットちゃん)、後は解析に入ります。
ある程度検体の数がそろってからでないと、血液検査一つするのにも効率的ではないのと、手術の時は、それに集中したいので、手術期間中はあまり解析のための実験はしないようにしています。
そんでもって、昨日から、解析に入りました。
昨日も朝の7時からずっと動きっぱなしでした。
一つのものをつくっているあいだに、他の料理の下ごしらえをしたり、皿洗いをしたり。。というふうな料理のときと同じで、ある実験をしていて、そのまっている時間に、他の実験の試薬をつくったり、予備反応をおこしたり。。
いかに、効率良く、かつ正確に、動けるか、に主眼をおいております。
そして、実験の結果もさることながら、(結果はそうそうでるものではないので。。)時間をムダに使わなかったなあ、というときに本当に満足感が得られます。
この2日間は全くもって、そんな2日間でした。
なおかつ、火曜日は夜に当直もしちゃったりして、なんとなく、「自分はできるやつ」なんて気分になっちゃったりもします。。えへへ。
そんなときは、なにかとサインの出るものです。。
そうなんです。
身体のサインが出て来たんです。
まめぞうさんの左の目の周りがはれたり、奥さんに私の風邪がうつってしまったり。。
なんと、まめぞうさんの目の周りのはれは、さらには、奥さんにうつってしまいました。
(つまり、奥さんが全部かぶってしまった、ということですね)
実験が波にのっておもしろくなってくると、どうしても、なかなか家に帰らず、研究室にこもりがちになります。きっと、数年前ならそうしてたかも知れません。
奥さんが、危険信号として、からだの不調を訴えても、
『自分は仕事で忙しい、自分のことなんだから、自分で考えて、病院にいけばいいんじゃない』
とか、文句をいわれても、
『自分は男で、大黒柱で、仕事してるんだから、文句をいわれる筋合いはない』
と、居直っていたかもしれません。
でも、今は、一番大事なものは何なのか、分かっているつもりです。
自分のなかで優先順位をちゃんとつけて、優先すべきものを優先する、出来ないものは出来ないとはっきり伝える勇気を持たないといけないと教えられました。
今日も、もっと実験しようと思えばできるのですが、早く帰って、心花をだっこしながら、奥さんの話を聞いてあげたいと思っています。
じゃあ、この記事を書いてないで、早く帰ってあげればいいじゃん、、
いやいや、この日記は私にとって、奥さんと心花と同じくらい重要なものなんです。にっこり。