奄美大島へは宮崎からは飛行機が飛んでいないんです。
(宮崎は、宮崎市街から飛行場まで約20分と本当に近いところにあり、その点ではとっても便利なところです。)

どこで飛行機に乗ったかというと、鹿児島空港。。

そこまで、車で約2時間。

ちゃんとケージに入ってくれるかなあ、、と心配していましたが、いつものように、手足をなめなめしているところを捕獲。。そのままケージにいれても、やっぱりなめなめ。ファスナーを閉めても気付かないようで、そのまま車中にいれました。

動き始めて、気がついたようで、みゃおみゃお泣き始めてしまいました。そのたびに、わたしと奥さんと、お義母さんは、『まめ〜、、大丈夫よぉ。』と声をかけていました。なので、逆に、眠気がくるとか、退屈さはありませんでした。

飛行場についたら、あきらめたのか、疲れたのか、なれたのか、大人しく、横たわっていました。

出発直前まで、近くに置いておき、ぎりぎりの時間に預けることにしました。

にゃんこちゃん、、片道3000円、往復で6000円。
まめぞうさんと一緒に過ごす前は、お金を出してまで、ペットと旅行させるって、お金持ちの道楽だなあとか、そんなことにまでお金を使って、もったいないなあって思っていましたが、実際、預ける立場になってみると、これで一緒に旅行できるって安い、、もし、安全に、そして、ストレスなく、冷房や照明もちゃんとつけてくれるのなら、もっと出しても惜しくない。。という気持ちになりますね。(決してお金持ちではないけれど、自分達の贅沢をすこし我慢してでも、そうしてあげたいと思っちゃいます。)

行きの飛行機はプロペラ機。。生まれて初めて乗りました。
乗客は33名、キャビンアテンダントはお一人。
さながら、プライベートジェットという感じでした。

機体が小さい分だけ、まめぞうさんとももたろうが近い気がしたのはよかったのですが、音がうるさくはないかと、それが心配でした。

奥さんの心くばりで、私が窓際に座って、心花を抱き、離陸。。
初めは少々揺れましたが、快適なフライトでした。約1時間、心花は泣くこともなく、途中ですやすやと眠り、島がみえてきました。
奄美大島です。

沖縄には何度かいったことがあり、空からのエメラルドグリーンの海の色に感動した覚えがありますが、それ以上に感動、興奮しました。

エメラルドグリーンの海といえば、同じ表現でしかないのですが、そのエメラルドグリーンも、海岸ごとに違うんです、そして、沖縄と違って、大きい町がなく、すぐそばが山なんです。それも手付かずの山。。

そんな原生林そのものの山のふもとに真っ白な砂浜があり、その先にエメラルドグリーンの海、すこし深くなると、青を通り越して藍色の海。。もうすぐ、着陸という時に、海面に近付くと、その海水の透明度の為に、海底の珊瑚がすぐそこにみえていました。
もっと空中から眺めていたい気持ちと早く降り立ちたい気持ちを楽しみながら、着陸。

改めて、そのプロペラを見ると、本当にこれだけで飛んできたのかなあと不思議に思うくらい、シンプルなんです。

なので、降り際にキャビンアテンダントさんに、『これって、プロペラだけですか?ジェットエンジンなんかはついていないんですか?』って聞いたら、『プロペラだけなんですよ。。すごいですよね』と笑顔で答えて下さいました。

33名のうち、一番最後に飛行機より降り、奄美に降り立った第一歩をカメラでぱちり。。

降り立った瞬間、日射しの強さを実感しました。

一時間乗っている間も、かなり南に飛んでるなあという印象でしたが、日射しの強さ、雰囲気から、本当に、南国という感じがしました。