まめぞうさんの気弱さ、闘わない姿勢、処世術については以前に書き残した記憶があります。

これは、今の住まいに引っ越してきてから、約10ヶ月が経ちましたが、ほとんど変わりません。

猫には、近所の猫同士で、順番があるんでしょうけど、とんとそんなものには執着していない猫です。

そんなまめぞうさんを飛行機にのせねばなりません。

その前に車にのせねばなりません。

まめぞうさんが、私達の目の前に現れ出したのは、去年の5月か6月ころ。。

そのうちなついてしまって、奥さんが『放っておけない。。ほっといたら、周りのにゃんこにやられてしまう。。飼いたい。。名前も決めてるの。。まめぞう。。っていうの。。』とメールで送ってきたのが7月31日。

今のお家に引っ越してきたのが9月上旬。。その際に初めてキャリーケージに入り、車に乗っけられ、やってきました。そのときは、本当に大騒動で、そのケージの中で大暴れ。そのケージは壊れて使えなくなってしまいました。

そのときも、猫は家につくからねえ。。という言葉もあり、新しい家に馴染むか心配していたんですが、案ずるより産むがやすしといいますか、初めに出会った時に、犬みたいにしつけたせいか、全く抵抗なく『ここは自分んち。。』って感じで馴染んでくれました。

そんなまめぞうさんなので、無事に車に乗ってくれるか、興奮してケージを壊して、飛び出さないかを心配していました。

対して、ももたろうは車が大好きです。ときどき、奥さんの車でドライブをせがむくらいです。ただ、30分以上の長いドライブをしたことがないというのが、心配の種でした。

なにはともあれ、まめぞうさんが壊したケージは使えないので、ももたろう用とまめぞうさん用のケージを購入。。
ももたろうはどんなのでもいいとして、まめぞうさんは、プラスティックのケージだと、また、とんでもないところから手やしっぽを出すかもしれないということで、高級感溢れる布製にしました。(ちなみに犬用の赤いやつです。。男の子ですけど。。)

そして、もう一つの問題は、ホテル。。

ニャンコをとめてくれるところがあるか。。

奥さんがネットで一生懸命さがしてくれて、見つけてくれました。
おしっこや爪とぎについて、十分に注意するということで、了解してもらいました。

できることとしては、なれたトイレを持っていくこと、旅行前に爪切りをすること。。

できるだけ、日常と同じものをもっていって興奮させないこと。。ということで、プラスティックのトイレと、いつも食事を入れる食器、愛用の『懐石』というキャットフードを持っていくことにしました。

そして、やっとこさっとこ、われわれの準備は、とるものも取りあえず、、というか、奥さんの尽力のおかげで、出発することが出来ました。