少年よ。。元気にしていますか?
こんばんわ。
関東での出来事を日付けを遡って書こうかとも思っているのですが、なんとなく、気が乗りません。
とりあえず、電車で出会った少年について書いておきます。
今回の関東旅行の宿は基本的に、奥さんの義父さんのところでした。
それは、川崎市にあります。なので、横浜や東京に行くのには、電車を乗り継いで移動することになりました。それにしても、人の多さには辟易しますね。それに、何となく、他人への関心が希薄。。
私達は心花をだっこして乗り込みましたが、まず、目をあわせようとしませんね。ちらっと見て、ん。。と思ったら、目をつぶる。
まあ、いいんでけどね。
子供をつれて電車に乗るということは、それなりの覚悟をして乗っているので、『そんなんでいいのか。。』なんて、あんまり思いませんでした。
私達はいいんですが、そうやって目をつむっているときの心境ってどうなんでしょうね。。苦しくないのかな。。そんな人生でいいのかなって思っちゃいます。
けど、東京ってそんな心構えじゃ生きていけないのかもしれませんね。大変ですね。。
さてさて、そんな電車のなか、つり革につかまって立っている私の横は、小学生が4人でかたまっておしゃべりをしていました。
おしゃべりの声量はそんなに大声でもなく、自然だったのですが、電車が揺れた時に、もっとも近くにいた一人が私の靴を踏んだんです。
ん?と思って黙っていたら、何ごともなかったかのように、またおしゃべりをはじめました。
気が付かななったのかな。。と思いつつ、一言いってあげた方がいいのか、どうしようか悩んでいたら、再び電車が揺れて、今度はさっきよりも広い面積を踏み付けることになりました。
どうするのかな。。と思って黙っていたら、彼もやはり黙ったまま。。再びおしゃべりをはじめました。
これは教育上いけない。。と判断して、
『こんにちわ。
いま、踏んじゃったのは自分でも分かってるよね。
そういう時は、ごめんなさい。。って一言声をかけた方がいいんじゃないかな。。
別に怒ってるんじゃないんだよ。。
じゃないと、君自身の心が苦しくならないかい。。』
恐い顔をすることなく、ニコニコと肩に手をかけ話し掛けると、『すいません』ってペコリ。。
素直な小学生でした。
おりる時に、彼から『さようなら』っていってくれるのを待ったのですが、残念ながら私から『さようなら、勉強がんばってね』と声をかけて電車を降りることになりました。
そこまで彼の心を開くことは出来なかったようです。
願わくは、明るく、きらきらした目で両親や学校の先生に大きな声で挨拶してくれているといいですね。
きっと大丈夫でしょう。。信じてますから。。