まめぞうさんへ。。

この世の死なんて、ただ単に肉体がその機能を失うだけ。。

魂は続いていて、きっとまためぐり合える。。

肉体は死んでしまっても、僕のこころで生き続ける。。


そうやって死を捉え始めたわたしに、

「死」ってそんな奇麗ごとじゃないんだよ。

ちゃんと、その別れに向き合って、ひたすら悲しんで、もっと大切にしておけば良かったとか、もっと思い出を作っておけば良かったとか、もっと、もっとって、ひたすら後悔して、

そして、やっとそのあとで、「でも、こんなこともあったな」、、「こんなこと教えてもらったな」、、「こうやって笑わせてもらったな」、、

本当の意味で人間にしてもらったな。。人生で最高の贈り物だったな。。

そうして初めて、その「死」を乗り越えられるんだよ。

そうやって乗り越えてはじめて、別れを知る、別れをしらないと、出会いのすばらしさがわからない。

出会う、ってことはそれまでの行為や、言葉、環境、いいことも悪いこともすべてが絡み合って生じてくるんだよ。
そんな「奇跡」と一言で片付けてしまうのにはあまりにももったいない出来事が「出会い」なんだ。いつかは別れがくるからこそ、「出会い」を、一生懸命大切にして欲しい。

出会いを大切にするためには、別れを真摯に受け止めなきゃいけない。

だから、ぼくの「死」というものを、しっかり向き合って、ちゃんと乗り越えてね。

っていうのが、まめぞうさんからの最後のメッセージなんだろうけど、まだまだぼくには、それを受け止める心の準備や、精神的な強さはぜんぜん出来ていません。



だから、お願いです。

お願いです。

元気になってください。

まだまだあなたにそばにいて欲しいです。

もっともっと心花の成長を見守って欲しいし、これから生まれてくるであろう子供達とも、あなたとの思い出をいつまでも語り合いたいです。

そして、あなたに教えてもらったことをちゃんと世の中に知らせていく、その姿を見守って、そして見届けて欲しいです。いつまでも指導して欲しいです。

いつかは帰ってきてくれる、百咲にも会って欲しいです。百咲にも抱っこさせてあげてください。

いつまでも、いつまでもぼくのそばにいて欲しいです。

お願いします。

当直中だけど、なみだが止まりません。

こんなとき、ぼくはどうしたらいいのか、お願いです。まめぞうさん、教えてください。