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尊敬しているお医者さんのひとりが形成外科の酒井成身先生である。
自分は形成外科医ではないが、外科手術をもって、患者さんの手助けをする。。という点において、技術的にも人間的にも尊敬している。
その先生がこの3月で前任の聖マリアンナ大学病院を退官され、4月から国際医療福祉大学形成外科学の教授に就任されることになった。
その話を聞きつけ、早速お祝いのメールを入れることにしたが、署名のところで、はたと悩んだ。
とするか、はたまた、単に
とするか。。
きっと、宮崎の日高。。で分かってくださるとは思うが、もしかすると、分からないかもしれない。。
分かってくださらなかったら。。というか、酒井先生のなかでわたしの存在がとるに足らないものであったら。。なんて考えてしまって、
結局、「宮崎大学第一外科 日高淑晶」のサインにしてしまいました。
自分のなかで、まだまだ自分に対する自信がないのです。だから、組織の名前を利用してしまうのです。送信のボタンを押したあとに、なんとなく悔しさがこみ上げてきました。
相手に対して完全にコンプレックスを持っているんですね。こんな場合、相手と同じくらいのレベルで、「この分野にかけてはだれにも負けない。。」くらいの自信がないと、きっとこのコンプレックスは払拭できないのでしょうね。
今回の相手、酒井先生は世界を相手に、形成外科の分野では誰にも負けない。。っていう方です。その方と同じくらいのレベルで。。。なんて思っているのですから、なんとも傲慢と言えば傲慢、自信過剰といえば自信過剰ですね。。(笑)
でも、間違いなくいえることは、そう思わせてくださる方が近くにいるということは、本当に幸せなことです。あきらめることなく、一事を大事にして、ちょっとづつ精進していきたいと思っています。