百咲へ。

誕生日おめでとう。

もしかすると、すでにこの「まめぞう」を発見して、読んでくれているのかもしれないね。

10才だね。

どんな小学4年生になってるんだろう。どんな顔して笑ってるんだろう。どんな声で話すんだろう。

同じ年頃の女の子を見ると無性にあいたくなります。

いまの奥さんが、思春期になる前に一度あっておいた方がいいんじゃないの。。って言ってくれるけど、なんだか百咲に否定されたり、拒絶されたりするのが本当に恐くて一歩が踏み出せません。

でも、恐いだけかと言うとそうでもないような気もしています。

きっとパパを恨む時期もあるでしょう。自分の境遇を悲観する時もあるでしょう。でも、それを乗り越えて、自分の足でしっかり立って、自分の考えでちゃんと歩いて欲しいと思っています。

そうやって「パパにあいたい」と思ってくれた時、きっとあなたは素晴らしい人間になってくれているでしょう。

そのときに、「がんばったね」って褒めてあげたいのです。

あなたをほめることができるように、パパは自分を磨いておきます。
自分の頭で考え、自分の足で立ち、前に進んでいるあなたが、「あってよかった」と思ってもらえるような人間になっておこうと思っています。

それまで、辛いことも、涙することもあるかもしれないけど、歯を食いしばって生きていこうと思ってます。


誕生日おめでとう。