おめでとう、そして、がんばれ。
毎年、このまめぞうに「百咲へ」と題して、メッセージを載せてきました。
「お父さんは会わない間、手紙ひとつも送ってくれなかった。だから、百咲のことなんか、忘れてるんだ。どうでもいいって思ってるんだ」って考えているとしたら。。
直接手紙をだすことも考えていたけれど、もし、百咲が新しい家族のもとでがんばっているのなら、それは百咲を傷つけることになるかもしれない。。そう思ってなかなか出せませんでした。
もし、パパの弁解を聞いてくれるのなら、そういうことです。直接会って、手紙がほしいとか、係わり合いを持たないでほしいなんていう答えが分かっているのなら、悩むこともないけど、百咲の思っていることを想像して行動するしかないので、なにが百咲にとっていいことなのか、ちゃんと百咲はわらって生活しているか、考えれば考えるほど苦しい状況でした。
ただいえることは、百咲が幸せでいてくれること。そして、いつか会えるときに、ちゃんと「百咲のパパだよ」っていえる自分でありたいと思ってきました。
そして、いつかは必ず会えると信じてきました。
だから、この日の翌日にママから電話をもらったときは、ついにこの日がきた。。そう思いました。
そして、そのときの感情は。。
うれしくて涙がでるとか、そんな単純な感情ではありませんでした。
どんな顔をして会おう、この6年間をどう埋めていこう、がんばったね、、って言ってあげよう。。。
いや、もうよく分からないんです。
とにかく、よくがんばったね、つらかったね、ってつよくつよく抱きしめてあげたいです。
次も会えるように印象をよくしようとか、そんな表面的なことはきっと考えられないでしょう。
百咲のパパとして、教えたいことがいっぱいあります。たくさんたくさん話したいことがあります。けれど、きっと、今回は何にも言葉では伝えられないでしょう。
ただひとつ、これだけは感じてほしいです。
これまでも、これからも、パパは百咲のパパです。
いつも百咲の幸せを祈っています。
宮崎に来てくれるって言ってくれて、本当にありがとう。
本当にありがとう。
ありがとう。