昨日は、日記を書こうかなと思っていたら、突然従兄弟が亡くなったという電話が入り、病院にいってきました。
この数カ月入院していて、肺炎をこじらせて、息を引き取ったとのことです。


私とは10才くらい年が違っていて、私が物心ついた時はもう、成人されてました。
口蓋裂による影響なのか言葉が聞き取りにくかったのですが、そんなことは全然表に出さないで、とにかく我慢強く、明るく、わたしにもよーく声をかけてくれてました。

子供ながらに、芯のつよいひとだなあ、よくこんなに明るくしているなあ、と感じてた気がします。

結婚もし、子供も2人育て、そして、旅立っていきました。

おねえちゃんが何を考え、どう悩み、どう克服したのか、まだまだ私がそれに気付くことが出来なかったので、結局聞けず仕舞いでした。

いまとなっては、もったいないことをした、という気持ちもありますが、なにより、その従兄弟が残してくれたものを、残された子供に気付かせてあげる手助けをしてあげたい、それが、やっと今になって気付いた私の役目なのかなと思ってます。

従兄弟の一生が幸せだったのか、それは本人でないと分かりません。

ただ、わたしは、肉体は消えてしまったけど、魂というか、志しって消えるものではなくて、ずっと続いているのではないかと思ってます。

その続いている道からすると、いま生きていると感じている世界は、まだ、よちよち歩きの段階なんじゃないだろうかと思ってます。

今の世界、いわゆる現世をちゃんといきて、次の時代に到達するのではないかなあと思ってます。

私の考えを従兄弟にあてはめるのは失礼かもしれませんが、彼女は一生懸命生きました、旦那さんにも子供にも、御両親にも、兄弟にもたくさんの愛情を注いでいました。

たくさんの苦しみや悩みを抱えながら、相手に愛情を注いでいました。
神様がいるかどうかはわかりませんし、運命を信じる信じないもそれぞれですが、それらがあるのなら、彼女はこの世で到達すべきことは終わったのかもしれません。そして、次の時代に誘われたのかもしれない、と思いました。

御冥福をお祈りいたします。
ゆっくり休んでくださいね。