これもそうなのかもしれません。

マンション購入にあたって、宮崎に来て下さった営業のかたとお話ししたことを一生懸命書いたのに、消えてしまいました。。。残念、力作だったのに。。ま、いいや、出してはいけない内容だったんだと諦めます。(私はどうでもいいんですけどね)

さて、今日は、在宅看護をして下さるという方がお見えになりました。
御老人や障害のある方が、わざわざ苦労して病院にいかなくても、看護師さんが、自分達から御自宅に伺おうというものです。訪問診療もありますが、訪問看護の方でした。

その方が聞きたかったのは、生活で気をつけること、糖尿があるので、どうするかということでした。

確かにそうです、ふつうそうです。

その方の病気を挙げて、糖尿があれば、薬をちゃんと飲むように指導すること、夏なら、脱水にならないように水分をしっかりとること、高血圧があるなら、薬、塩分を控える、そういうアドバイスを医師からきき、訪問看護婦さんが、御自宅にいって、分かりやすく説明してあげること、ときどき血圧はかったり、血糖計ったりしてあげること、これが普通です。

でも、ちょっと考えてみます。
これはそのおじいちゃん、おばあちゃんが望んでいることなんでしょうか?それをしてあげることが、医療者にとって幸せなのでしょうか?

医療者として技術を提供することは誰でも出来ますし、なんら付加価値はありません、何より医療者としての幸福感はあるのでしょうか?

一度、本当に患者さんの立ち場にたって、その人の幸せのためになにができるのか考えてみることだと思います。

実際、今回の看護士さんとは、このようにお話ししました。

「この患者さんにとって、血糖の指導をすること、車椅子での生活ができるようにすること、これは確かに必要なことです、ただ、これはだれでも出来ます。

いままで私がこの患者さんをみていて、もし、そういう考えだけで接していたら、きっとまた、病院に戻ってこられると思います。
わたしの意見を言わせてもらえれば、本当に必要なのは、何のために生きるのか、あと数年という限られた時間をいかに有効に生きるか、という気持ちをいかに持続してもってもらえるかだと思ってます。

そのなかで、健やかに日々を送るためには血糖もコントロールしないといけない、血圧もちゃんとしておかないと、自分がこまる、快適に暮すには車椅子で快適に暮したい、と自分から思えるように、サポートしていただけたらな、と期待しています。

これから、在宅看護をする事業所はおそらく増えてくると思います、そのように、患者さん中心の看護を心掛けていると、きっと競争に負けないのではないか、負けないだけでなく、その中で働く人も幸せを感じることができると思いますよ。」と申し添えました。

こうやって人と話してても苦ではないんですよね、きっと好きなんでしょうね。

みんなが、お互いのことを思いやって、仕事なり行動できるとみんな幸せになれると思うんですけどね。