無事に終了しました。

先日書きました、手術の件、本日無事に終了しました。
本当に2年ぶりの手術ですから、すごく緊張しました。

新しく読む方もおられるでしょうから、ちゃんと説明しておきますと、わたしは医者になって10年目のものです、お腹の外科をやっていて、2年前に大学院に入学し、研究をはじめました。
そのため、実際手術することは、機会がなくなったわけです。

それが、3ヶ月まえに、医局の事情で半年の約束で臨床医として復帰し、診療をせざるを得ない状況になった訳です。

この3ヶ月間、手術が必要な患者さんは確かにいらっしゃいましたが、その病気ゆえに、もっとも適していると思われる病院に紹介して来ました。

しかし、今回の患者さんはその事情を話しても、この病院がいい、わたしがいい、といって下さったのです。

もし、その病気が手術が難しく、私がするより、他の方がした方が、その方にとって有益であると判断したなら、その方を説得して、別の病院におくるのですが、今回ばかりは確かにブランクはあるけれども、人並み以上のものは提供できる自信はある、それに、今の病院は時間の融通がきく、(つまり、患者さんの都合に会わせて手術をくめる)というメリットがある、そう考えてお引き受けしました。

けど、そう決ったからにはわたしはプレッシャーです。

いくら、2年前までは頻繁にしていたとはいえ、2年ぶりですから、昨日は不幸もありましたが、ずっと眠れませんでした、というより、イメージトレーニングをずっとしていました。

しかし、朝は奥さんが早く起きてくれて、ちゃんと御飯をつくってくれて、いつもの笑顔で、「手術頑張ってね、あふんならできる」と送りだしてくれました。
感謝感激です。

それはともかく、立派な手術をしなければなりません。

大学より麻酔と手術の助手の先生をよんで、執刀開始です。
そしてなにより心強かったのは、ガンタロウ先生が協力して下さったことでした。

ありがとうございました、ガンタロウ先生。

なにはともあれ、手術は無事に終了しました。

あとは、順調に回復してくださることを祈るのみです。

それにしても、いままで、たくさんのこの手術をやってきましたが、もっとも緊張した手術でした。