いけませんでした、残念、けど、大きな収穫。

先週末は高知にいく予定でした。
宮崎、高知って飛行機が飛んでるんですよ。それも、毎日、、すごいでしょ。

不動産投資を語る会in 高知というのが、開催されるというので、いくつもりだったんです。その主催者が、ちまたでは「カリスマ主婦不動産投資家」でぶいぶい言わしているうっちゃんというかたで、数年前までは普通の主婦だった方が、本は出すは、テレビにはでるはの大活躍をされている方なのです。

その方と偶然知り合うことが出来て、ぜひ、参加させて下さい、と申し込んだら、こころよく了解して頂いてたんです。

本当に楽しみにしていたのですが、先日の日記に書いたように、従兄弟に不幸が起こりました。

土曜日のお昼にお葬式だったので、ひと段落したら、もしかしたら、高知に参加できるかな、とぎりぎりまで思っていました。(それもひどい話ですね)
けど、親戚の不幸よりも、自分の人脈を広げることのほうが、大事だって自分の中にあったのでしょうね、それに、まず、奥さんが気付いてくれました。

それと機を同じくして、大阪、東京、京都、福岡と散らばっているおじさん、おばさんが宮崎に帰ってくるというのです。

その心意気にもうたれましたが、そのなかでも、大阪のおじさんは、かなり進行した肝臓がんなのです。
もう約4ヶ月くらい入院して、抗癌剤の肝臓への注入をくり返しています。
1週間まえも抗癌剤を入れたばかりでした。

もともと人間味のつよいおじさんで、わたしが神戸にボランティアにいったときも、わたしをとめてくれて、そういう行動をとれたことを喜んでくれたり、わたしの悩みや喜びがあったときは、何はさておき駆け付けてくれたおじさんで、日高家の精神的なよりどころになっている方なんです。

その方が、きつい体にむち打ちながら、宮崎に駆け付けて下さるというのです。自分の考えのあさはかさに本当に情けなく思いました。

幸い、顔色もよく、その日のよるは、おじさん、おばさんが集まって、うちの奥さんと心花を愛でてくださいました。

わたしも、おじさんにどうしてもいいたいことがありました。でも、これは、みんなの前では言えなかったので、次の日、空港で伝えました。

「人間いつかは死にます、その時にじたばたしないように、しっかり生きて下さい。おじさんの生きざまを私達に見届けさせて下さい。」

おじさんはゆっくりうなずいて、手を握ってくれました。

おじさん、頼みます。奇跡をおこして下さい。お願いします。お願いします。お願いします。