終了

胃痛の種であった、ソケイヘルニアの手術が終了しました。ふう。。という感じです。
ソケイヘルニアといえば、研修医の先生が一番はじめにする手術です。つまり、それくらい簡単だ、ということになるんでしょうかね。

確かに、失敗しても命をとられることはまずないですからね。大腿動静脈みたいに、へたすると大出血するような血管は近くにあるのは確かだけれども、先輩の先生に教えてもらいながらやれば、まず損傷することはないでしょう。

そういう手術の場合、やはり、いかに術後の再発がないような手術をするか、というところにかかってくると思ってます。
一説にはソケイヘルニアの術後再発率は10%だそうです。

10人にひとりは再発しちゃうって、患者さんにとっては迷惑な話ですよね。
筋膜がよわかったり、ヘルニアの穴が大きかったりすると、確かに再発率が高くなると思ってます。そのためにメッシュ法なんかが開発されたんだと思ってます。

実は、私のおじさんが約1年前にこの手術をうけたんです。そしたら、入院中に再発が分かったらしく、再手術をうけてしまいました。

それですめばよかったのですが、再手術後も、芳しくないらしく、まだ膨れているとか、いないとか。。
おじさんの子供さんが勤務している病院で手術をうけたらしく、文句もいうことが出来ず、ちょっと可哀想です。

それを見てるもんだから、一発でしとめるくらいの意気込みで手術に臨みました。
ですので、胃薬も必要になる訳です。

幸い、今回は筋膜も十分に余裕があり、しっかり補強できました。

これなら大丈夫でしょう。
奥さんと心花、まめぞうさんに、よくやった、と誉めてもらう予定です。(えへへ)