全国の医学生のみなさん、ごくろうさまでした。
今日が医師国家試験の最終日だった様です。
今は試験が3日間あるんですね。
そういえば、私のころは3月だったから、一ヶ月の前倒しになっているんですね。
一ヶ月分、勉強をしないですむと考えればそれもいいかなあ。
10年前は3月に試験があって、発表が5月だったので、2ヶ月間のフリーな時間がありました。
はじめはインドにいって、路上にすわってみようかなとも思ったのですが、試験前に高熱をだして、体力に自信がなくなり、海外旅行はやめ、以前の日記に書いたように、阪神淡路大震災のボランティアにいったのでした。
いまはどうなってるんでしょうね。
4月から働かなくてはいけないのかな。。
患者さんという人間を相手にする職業です。
決して医者だから偉いということはありませんが、人間だれしも病気になると弱くなるものです。しっかり支えてあげれる人間でいれるように、日々精進して下さい。
わたしも、医者になったころは、人間相手とか、医は仁術だとか、患者さん中心の医療とか、言葉では分かったつもりでしたが、やっと最近本当は分かっていなかったんだということに気がつきました。
それでも、違うということに気がついただけで、本当のことについては、まだまだ分かっていないんだと思ってます。
医学生のかたで、何人のかたが見て下さってるかは分かりませんが、ぜひ、心ある医療を行っていって下さい。
優しくて優れた医者になって下さい。