複雑な気持ち。。

先日、帰宅しようとすると、数人のかたが、ゴミ袋をもってごみ拾いをしておられました。

いつものように車に行き着くまでに拾ったごみを、その人のごみ袋に入れさせてもらいながら、

「何かあったんですか?」

と聞くと、

「この一時間、清掃の時間らしいんですよ」

とのこと。。

私がこの大学に入学して、学生時代から数えて18年間、そんなことは記憶にないけど、いいことだなあと思いながら、わたしも一緒にごみ拾いをやって帰りました。

もしかすると、私が毎日行き帰りにごみ広いしているのを、えらい人が見かけて、みんなに声をかけてくれたのかも知れないなあ、とちょっと自己満足しちゃいました。

けれど、私ってあまのじゃくなんですよね。

みんながやっていると、自分はその一員にはなりたくなくなっちゃうんです。

少なくとも、以前はそうでした。

みんなのリーダーになりたい、みんなを引っ張っていくようなことがしたい、そして、それをみんなに認めてほしい、すごいねって言われたい、、、そう考えてました。

だから、以前の私だったら、自分が始めたごみ拾いでも、みんながやり始めたら、急に興味を失って別の新しいことを探していたかもしれません。あるいは、自分がやり始めたのに、ほかの人が音頭をとって始めたことに不快な気持ちを抱いていたかもしれません。


いまは。。。

まったくとはいいませんが、(もって生まれた性格ですから。。笑)

「我が、我が、、、」という感情はあまりなくなりました。

大事なのは、みんなが地球にやさしくごみを捨てないようになること、ごみが落ちていたら、自然な気持ち、あるいは、ごみを落としてくれた人に感謝するくらいの気持ちで自分を高めようとできること、、だと思えるようになりました。

過程はどうあれ、だれが言い出しっぺであっても、一人でも多くの人がそんな気持ちになってくれればいいなあ、、と思ってます。

そして、自分がみんなのリーダーになるとか、人の下で働くとかはあまり意識せず、自分は自分で、しっかり、じっくりやり続けられるようになりました。

そこに、本当の強さがある気がしています。

願わくは、月に一回、この時間、、と決めるのではなく、毎日毎日、一人一人がごみ拾いできたらいいんですけどね。。にっこり。