前回読書の記録を残したのが9月5日なので、約3週間記録してないことになりますね。

その間、大江健三郎さんの本と、靖国問題の本を読むのに、なかなか意味が理解できなかったり、あるフレーズがどの本にあったのか探したりして、以前の本を読み返したりしていました。

以前にも書きましたが、小学生や中学生のころは、本を読んでいる、ということに満足していて、内容をあまり理解しようとしてなかった気がしています。だから、大学生から最近まで、あまり一生懸命読んでませんでしたね。

思い出すのは、司馬遼太郎さんの「項羽と劉邦」を読んで、「歴史を勉強するって、自分の人生に役立つんじゃないか。。読書ってすばらしい。。」って思い始めたことです。それが、約5年位前かな。。

もっともそのときは、司馬遼太郎さんのほかの本を読んでみよう。。と「街道をゆく」を買っては見たものの、あまり言葉が入ってこなくて、その後、続かなかったり。。あるいは、マニュアル本みたいな本を読んでみたり。。そのときに何を考えているか、何を求めているのかで、手に取る本って違いますね。

今は、なぜ本を読むか。。

自分を磨くため。。というのが合っているのかもしれません。

決して、絶えず、なにか新しいことを注入して、刺激を与えていないと不安でたまらない、ということではないのですが、勉強をやめて、そこで満足してしまわないようにしたいのです。先人の知恵、経験、メッセージがたくさん詰まっている本、それを読んで、自分のイマジネーションを膨らませ、もっともっと成長したい。

そんな思いです。

大江健三郎著 「鎖国してはならない」 講談社文庫

ソファで寝転がって読める代物ではありませんでした。机に向かって、きっちり座って読みました。
まだまだ、大江健三郎さんがいいたいことをちょっとも理解していない自分に気がつきました。さすがに、上には上がいるものです。

高橋哲哉著  「靖国問題」  ちくま新書

いままで、靖国問題について、よく知らないまま、よく知らされていないままに、靖国問題を考えていたんだなあと実感させられました。
この本を読んで、いろんな人の意見をみたり、聞いたりすると、その人がどれくらい知った上で判断しているのかが分かると思います。

加藤諦三著  「死ぬことが人生の終わりではないインディアンの生き方」  扶桑社文庫
これは、この3週間で2度読みました。
先日のコメントのなかにも書きましたが、
いかに生きるか。。について。。

「あなたが生まれたとき、あなたは泣いていて周りは笑っていたでしょう。
だから、あなたが死ぬときは周りが泣いていてあなたが笑っているような生き方をしなさい」という言葉がありました。

笑って死ねるような人生を送りたいものですね。

こうやって書くと、悲観的な希望だと感じられるかもしれませんが、少なくとも今の私には、それはかなりの確率で実現できると信じているし、そういう生き方をたくさんの人に提供できるのではないかと自負しています。そして、それが私の使命なのだと思っています。

ロバートシェーラー著 稲盛和夫監訳  「いかにして自分の夢を実現するか」
三笠書房

積極思考についての本でした。自分の人生について、自分で責任をとること。信念の大事さについてなど、、、本当にこうやっていい本ってすでにあるんですよね。

なぜ、こういう本を手にしないのでしょうね。

わたしも、いままで何度も本屋さんに通っていますが、こういう本を手に取ることはありませんでした。(エッチな本の類もほとんど手に取ったことはありません。。笑)

こういう本を手に取れるようになれた、その奇跡に心から感謝したいと思います。そして、このような積極思考を育ててくれた両親に心から感謝しています。

オグマンディーノ著 菅 靖彦訳  「この世で一番の奇跡」  PHP文庫

おそらく、これから何度も読み返すでしょう。