こんばんわ。

先日のうさぎちゃんの事件です。

本当はあまりこの話題はしたくないのですが、処分までご報告しておくのが筋だろうということで、ここにのっけておきます。

主犯格2人(指示したものと、ブログに掲載したもの)が停学1年5ヶ月

残りの4人は停学5ヶ月。だそうです。

要するに、主犯格は2年留年、残りは1年留年です。

そのブログをみたことがないので何とも言えませんが、いろんなうわさが飛び交っています。ブログ以外にも、常日ごろ、どういう素性だったか、、という話も。。

実際わたしが接したことはないので、信憑性も定かではなく、ここに書くことは控えますし、教授会では、それらのことも考慮に入ったのかは定かではありませんが、少なくとも、当然即時退学を主張する教授もあったようです。

それでも、医師になる道を残したということは、彼らに一縷の光を与えてあげたのだと思います。

確かに、「命の尊さ」を真剣に考えたことがあるのか疑問だし、そのまま医師になっていたら。。と思うと、ぞっとしますが、逆に、今回のことを踏まえて、しっかり自分と向き合って、真剣に考え直してもらいたいと思っています。

こうやって他人のことをあげつらう私だって、ただ、公の場に出してこなかっただけで、ある意味、もっとひどいことをしてきたかもしれません。

ただ、いろんなことがあって、命の重さ、生きることの意味について、自問し、内省するようになり、やっと人間らしく生きていけるんじゃないかと思えるようになりました。

1年留年の4人はともかく、2年留年した後に、復学したとき、それはそれはよほどの覚悟がないと乗り越えられないと思います。

そのためには、この1年半で、生まれ変わったつもりで自分と向き合い,なにかを模索しなければならないと思います。

本人達が、このタイミングでこの「まめぞう」さんをみることは恐らくないでしょう。

けど、自分を見つめて、なにかを求めようとしたときに、ここにたどり着くかもしれません。
その時が来てくれることを願いながら、ここに想いのたけを述べておきます。

ここであきらめて、逃げるほうが簡単です。
逃げずに、歯を食いしばって、やり遂げてみてください。

「こんなやつ,医者にするな。。」という人に、「この人に診てもらいたい」と思ってもらえるくらい、立派な医者になってください。

自分だけが「人間じゃない」って自分を責めないでください。誰しもこころの闇を持っています。さんざん苦しんだ人にしかわからない苦しみもあります。

自分の可能性をあきらめないで、自分に課せられた試練を喜んで越えてください。

表面的ではなく、真心から生まれ変わられることを、心から願っています。

宮崎大学 日高淑晶