仕事納め。。ではあるんですが、わたしを含めて、大学のお医者さん達は、本当に仕事納めできるわけではありません。

大学の外来や手術はたしかにお休みなんですが、受け持ち患者さんが、病院に残っていたりすると、間違いなく、毎日病棟に顔を出します。

そして、年末年始のこの時期に、市中病院の当直をこなしたりします。

大学の先生たちは、基本的に薄給です。けれど、大学には医者の人数がたくさん集まっているので、多少時間的に余裕があったり、また、珍しい病気を経験出来たりします。対して、市中病院の先生たちは、人数が少ないので(一つの病院に外科医が一人だったりしますから。。)ひとりで、外来をして、検査をして、手術をして、術後管理をして。。となります。その分、お給料も大学の先生に比べて高いです。そうやってバランスをとっています。

そこで、年末や、土曜、日曜なんかは、大学の先生が代わりに当直をすることになります。

そうやって、休みとお金のバランスをとったりしているんです。

ということで、大学の先生は、今日から、年末年始の当直体制にはいり、別の意味で忙しい一週間を迎えることになります。

わたしも、他人のことを言っている場合ではないです。

風邪をもらわないように、しっかりがんばりたいと思っています。