満開でした。。
こんばんわ。
心花はたいてい、起きると、一緒に遊ぼう。。といって、隣にいる私か奥さんをたたいて起こそうとします。
いまの私に出来ることは、出来るだけ奥さんにストレスをかけないようにしてあげること。。ということで、奥さんに出来るだけゆっくり休ませてあげようと、そんな心花のいたずらを防ぐために、少し早めに起きました。
私が起きて、しばらくして「むくっ」と目を覚ました心花を抱きかかえて、ミルクを飲ませ、そのあと、本を読んだり、USENから流れてくる童話を聞いたりしていました。
そのうち奥さんも目を覚ましたのですが、どうも、寝起きはめまいがひどいようです。
今回の症状が始まった金曜日に比べるとだいぶ改善したようなのですが、いまひとつ。。
それでも、真っ青な空の下で、一緒に布団をほしたり、洗濯物を干したりしていると、気分もよくなってきたようで、すこし気分転換にドライブでもしたいな。。ということになりました。
あまり出歩くのは体調にどうかな。。とも思ったのですが、家の中に閉じこもるのも、きつかろう。。ということで、近場に出かけることにしました。
今日は本当にいい天気でした。雲ひとつない青空、風はあまり強くなく、ときおり吹く風も降り注ぐ日差しの温かさを根こそぎ持っていくのではなく、体表に残る熱を軽くふき取るくらいの強さで、本当に気持ちのよい天気でした。
さて、どこに行こう。。
ということになりました。
最近動物に多大なる興味を示しはじめた心花のために、野生の馬(御崎馬)や野生のお猿さんがいる都井の岬に行こうか。。
でも、片道2時間。。奥さんが疲れてしまうかもしれない。。ということで、ボツ。
これまた、最近興味を持って調べている神話に出てくる淡島、と同じではないかといわれる青島にしようか。。
はたまた、先日、同じ医局の方がブログで紹介してくださった「寒緋桜の咲いてる子供の国」にしようか。。
と、悩んだんですが、桜も見れて、海もさわれる。そして、らくだにも乗れる、、さらには、青島も遠めに見える。。ということで「子供の国」にしました。
自宅から約20分。
車の窓を開けて、心地よい風を受けながら、巨人軍が練習をしているこのはなドームや、県総合競技場なんかを横目に、子供の国に到着しました。
何年前からだったか、駐車場代も、入場料もただになったこどもの国です。
たしかに、都会の遊園地に比べると、見劣りはするのですが、海岸が隣接していて、自由に海岸へも出入りが出来て、バラ園や椿園なんかもあり、また、観覧車も、ジェットコースターもある「こどもの国」です。
わたしの小さい頃なんか、この「こどもの国」に連れて行ってもらうのが楽しみでしょうがありませんでした。
なにはともあれ、そこでの一枚の写真です。
引いて、全体の写っているものを載せようかとも思いましたが、大味になってしまうので、「咲いたよ」って寒緋桜が語りかける一枚にしました。
急ぎ足にいろんな所を回るのではなく、ゆっくりゆっくり、見えてくるものひとつひとつを楽しむ時間を持てました。
満開の寒緋桜を満喫し、剪定したばかりのバラ園では、枝先から力強く伸びようとしている新芽を励まし、椿園では、種類によって違う花びらや、その色におどろき、サボテンがずらっとならんでいる棚では、見ず知らずのおばさんたちと仲良くサボテン談義を楽しんだり。。
三色スミレをみては写真をとり、見たこともない花が咲いていれば、その名札を夫婦で探したり。。
園内の川を渡るのにも、その橋の「知福橋」という名前で盛り上がったり、7人の小人の人形が並んでいれば、かれらと同じ顔をして写真におさまったり、小さい滑り台があれば、心花といっしょにすべったり。。
向こうに白い鳩が群れているのを見つければ、「もしかしてくじらちゃんがいるんじゃない。。」なんて、軽口をたたいていたのに、近づいて、1個100円のえさを買い求め、手に取った瞬間、ヒッチコックの「鳥」よろしく、大量の鳩にかこまれて顔を引きつらせていたり。。
砂浜に下りて、珍しい模様の貝殻をみつけたり、きれいなさくら貝を見つけて
「さくら貝を見つけると幸せになれるらしいよ。。」
っていったら、
「もう、こんなに幸せだから、これはここにおいといて、次の人に幸せを譲ってあげようかな。。」
なんて、泣かせてくれたり。。
砂浜に
よしあき、いろは、なな
って書いて、そこに影を映して写真をとったり、、
打ち寄せてくる波をさわって騒いだり。。
そして、駐車場への帰り道、「くわっ」という声に驚いて、顔を向けると、白い鳥がいて、近寄ってみると、孔雀のたくさんいるケージのなかに、一羽、堂々と真っ白い孔雀が胸をはって立っていました。
係りのひとに
「あの白いのって、孔雀ですか?」
ってきくと、
「そうなんです。このまえまで、メスもいたんですが、死んでしまいました。。」
はあ、とにもかくにも、白い孔雀って、初めて見ました。
そんな、「宮崎の晴れの日」を過ごしてみました。
みなさんもよろしかったら、宮崎に足を運んでみてくださいね。