■
こんばんわ。
もうこんな時間になってしまいました。明日は、県北の、延岡。。というところで朝からお仕事です。
8時ちょっとすぎの特急電車にのり、9時過ぎにつく予定になっています。
数ヶ月前、この8時過ぎの電車に乗り遅れて、病院のかたに迷惑をかけたこともあるので、二度目の失敗を繰り返さないように、ちょっと緊張しています。
今日は、おとといの健康教室の後半のみなさんにお話をさせていただきました。
前回のお話では、「いまの医療の問題点」「患者力のつけ方」「幸せに生きていくためには。。」という点を掘り下げて話をしたんですが、あまりにもはじめから核心を突きすぎて、もしかすると、そういう見方もあるんだ。。という驚きでいっぱいいっぱいだったかもしれない受講者にとっては、濃すぎたかもしれない。。という反省から、最初の一時間は、その土地の歴史のはなしを盛り込みました。
そして、わたしがなぜ医者になったのか、、医学部を卒業して、どんなことを考えて、専門分野を決めていったのか。。そんな身近な話題をしていき、後半で、これからの医療、あるいは、医者との付き合い方、病気との付き合い方、人生の考え方について、さわりの感じで話をさせていただきました。
前回は、あまりに熱が入りすぎて、途中で涙が出てきて、声にならないところもあったんですが、今回は、すこしセーブしながらの話になりました。
前回と一番違った点は、今回は、奥さんと心花も一緒に聞いてくれていた。。ということです。
「こうやってパパはがんばっているんだよ」
というところを、ぜひ、心花に見せたい。また、自分も、わたしが生き生きとしているところをみてみたい、また、わたしの初期の講演をぜひ、見ておきたい。。というたっての希望をかなえたものでした。
出来、不出来、あるいは、ちゃんと伝わったか、に関しては、聴講者にしかわかりません。まだまだ、話し手としては未熟であることは確かです。それでも、わざわざ私の話を聞くために貴重な時間を割いてくださったみなさんの心に、なにか、一言、ワンフレーズ、あるいは、私の笑顔、とにかくなんでもいい。。みなさんの心にちょっとひっかかって、なにかのきっかけになったらいいなあ。。と思っています。
ちなみに、終わった後、おくさんに、「歴史の話が長すぎた。。」とダメ出しをいただきました。(とほほ)
私としては、受講者のみなさんの年齢と、前回の反応からして、地元の歴史の話なんかを交えるとより親しみを感じてくださるかも。。と思っていたんですが、、(苦笑)
それ以外は、心花は割りとおとなしくイスに座って聞いてくれていたようです。それでも、そのしぐさが受講者のみなさんには、かわいかったようで、話し手の私を見てくださっていたのに、ちらっちらっと、ときどき心花のほうをみていて、ちょっと心花にライバル心をもったりしていました。。(なんちゃって。。)
結局、今回は、2時間ずっとしゃべっていました。
おととい、本日と、無事に講演が終わったことから、奥さんが、「今日はお祝いに外食しよう。。」ということで、かに食べ放題のところに行ってまいりました。
かにがおいしかったのは当然ですが、奥さんがそうやって気を使ってくれたこと、そしてなにより、
「今日の、あっふんの話を聞いていて、今を大事にいきること、一瞬一瞬を大切に、自分の使命を自覚しながら、生きていくことの大切さについて、なんとなく腑に落ちてきた気がする。。」
と言ってもらえたことが本当に嬉しかったです。
講演はけして満点とはいえなかったけれど、そのなかのメッセージを自分のものとして聞いてくれていた人が、少なくともひとりは居てくれたんだ。。
そう思った瞬間、涙がこぼれそうになりました。
ありがとう、なっふん。まさに、かけがえのないパートナーです。これからも、宜しくお願いしますね。