こんばんわ。

今日は、無事に8時過ぎの電車にのり、県北の病院に到着する事ができました。

電車の中で、本を読んだり、あるいは、車窓にうつるそれぞれの土地を眺めながら、その土地でおこってきた歴史に思いを馳せよう..と楽しみにしていたのですが、昨晩夜更かししてしまった事と、緊張して早起きしたのとで、電車のなかでは爆睡してしまいました。

幸い乗り過ごす事もなく、9時過ぎに延岡駅に到着。タクシーで病院へ。。

タクシーの運転手さんと、先日、水戸黄門で延岡ののぼりざるが取り上げられた。。という話題で盛り上がりました。

これは歴史問題に興味があるのかな。。なんて、宮崎市延岡市、あるいは、私の実家のある国富町との関係について質問を投げかけてみましたが、これについてはあまりご存知ないようでした。

たしかに、わたしも最近宮崎県の歴史を勉強し始めたからこそ、少々の知識があるわけですが、それまでは、わが国富町が江戸時代に天領だった。。ということを、なんとなく誇らしげに思っていたくらいで、どういう経緯で天領になったのかとか、それ以前の歴史なんてちっとも知らなかったんですから、自分の住んでいるところについて、実は何にも知らない。。というのが普通なのかもしれませんね。

自分のゆかりの地の歴史を勉強し始めてかわったな..と思うこと。。

それは、とりもなおさず、「今こうやって生きていられるのは、自分の先祖だけではなく、この地を守って、生活してこられたみなさんのお陰だなあ。。自分たちだけよければ。。という考えをすてて、後世にちゃんと残していきたいな。。」という思いでしょうか。。

自分の命が、自分だけのものではなく、古人から引き継いで、そして、未来へ渡すものだと意識するようになると、いいかげんな生き方はできなくなるものかもしれませんね。


さて、また、話が脱線しそうでした。

今日、当直にきている病院は3年前に勤務していた病院なのです。

外来患者さんも、検査も、手術も多い病院です。

9時半に病院につき、それからずっと、外来。。

たしかにひっきりなしで、かつ、自分の専門外の患者さんもいらっしゃるし、それぞれに丁寧に対応しようとすると、非常に疲れるのですが、3年前に「また、きっと会えますよ。。」ってお別れしていた患者さんに、再会できたりすると、、また、その患者さんがわたしのことを覚えていてくださって、「ああ、先生。。お元気でしたか?会いたかったですよ」なんていわれると、本当に嬉しくて涙が出ちゃいますね。

今日もそんな再会がありました。

それも、胃癌の中でも、進行がはやくて、もしかしたら再発するかも。。なんて思っていた患者さんが、全く再発もなく、すこぶる元気にしておられて、正直にはなすと、わたしのほうが驚いてしまいました。

これは再発しないだろう。。という癌が思いがけなく再発したり、はたまた、この患者さんのようなケースがあったり、本当に人間の体はわかりません。


うーん、なんか文章がまとまりません。

実は、外来が13時くらいに終わり、14時から手術をはじめたんですが、一例目の手術が長びいて、結局、本日予定されていた3例の手術が無事終わったのは、23時だったんです。

さすがに疲れました。

そのせいで、頭があまり回っていません。これから休みます。急患が来ませんように。。