大学の生きる道。。大学というか、大学の医局。。という制度が生きていくためには、やはり人材が必要で、すなわち、今の学生さんをどう取り込むか、、という話題で、昨晩の懇親会に学生さんも多数参加していて、学生さんたちと話したことについて書こう。。と思ってサブタイトルをつけていたのですが、別の話になってしまいました。

考えてみると、医学部を卒業して、すでに11年たってしまいました。いろんな現実を見てきて、学生のうちには見えなかったことや、知らなくてもいいことまで知ってしまったような気がします。

そうやってすごしているうちに、学生のときに考えていた、進路についての不安や期待を忘れてしまいつつあるのかもしれません。学生さんの質問に、「きっと彼はこういう疑問や不安があってこういう質問をしているのだろうな。。」なんて考えながら、その辺を踏まえて答えるのですが、いまひとつ反応が悪かったりするんですよね。

もしかすると、いまの時代は、ちょっと目線が変わってきているのかな。。なんて思ったり。。

そういえば、まさか、、と思いながら、「アーリーリタイアメント」というキーワードを出したら、なんと食いついてきたりしたんですよね。。

ひょっとすると、ひょっとするのかもしれませんね。


何はともあれ、医師の世界も、安穏とはしていられない時代になっています。