11歳の誕生日おめでとう。

元気にしていますか?

なんども百咲に手紙を書きたいと思いながら、結局出せないでいます。

なんでだろう?一時も百咲のことが頭から離れたことはなく、一目でもいいから会いたい、顔を見たい。。いつもそう思っています。

それなのに、なぜ手紙をだせないんでしょうね。

百咲が、パパからの手紙を手にとって、「なんで今頃。。」「パパなんてきらい。。」って思われるんじゃないかって、恐れているんだと思います。

手紙を手に取ったときの、そのあなたの反応が見えないものだから、それが怖くて手紙が出せないでいるのでしょう。

そして、手紙を出すことによって、あなたの新しいパパとママが一生懸命作ろうとしている家庭に、なにかしらの影響を与えるのではないかと、、、それも理由のひとつのようです。

この「まめぞう」に、こんなメッセージを載せるのは、卑怯かもしれません。
ただ単に、将来あなたが大きくなって、パパに会いに来てくれたときに、「こういう風におもっていたんだよ」って弁解をするために書いているっておもわれてしまうかもしれません。ママに嫌がられても、手紙を出すべきか、いまの家庭に気を使って、この思いを閉じ込めておくべきか、本当に、一年中、四六時中悩んでいるようなものです。

とにかく、パパの願いは、百咲が笑顔で幸せな人生を送ってくれていることです。

さあ、4月から6年生ですね。
いまの小学生はおませちゃんだから、もう思春期にはいって、もしかすると反抗期に入ってるのかもしれないね。
そして、ママは私立の中学に行かせたい、、って言っていたから、受験勉強が大変になるのかな。。

新しいパパとママと、いつもどんな話をしているかわかんないけど、受験の成功だけが、人生の目標、到達点じゃないってことは言っておきたいな。
大切なのは、目標に向かって、どういう努力をしたか、どういう工夫をしたか、そして、その結果から、どう次に進んでいくか、、だと思うんだよね。

高い受験目標にむかって進んでいくことは、とても重要だと思います。高い目標をもたず、努力をすることなく、入れる学校に入り、そこで漫然と過ごしてしまうと、おそらくそこでとまってしまいます。

工夫をしながら、努力をし、また、努力をしながら、工夫をし、そのうえで失敗したのなら、それが、自分にとっての運命だと思うのです。それまでの工夫と努力こそが、あなたが勝ち取った成果なんです。そのうえで進むことになった学校のほうが、結果的に、百咲のためになる。。ときっと神様が努力したご褒美に、その道を与えてくださったんです。

努力や工夫は人を裏切りません。

努力や工夫をすることなしに、表面を取り繕って、うまく立ち回ろうとしても、いつかどこかで、限界がきます。

成功とか失敗とか、いいこととか、悪いこととかを自分という狭い価値観、視野で判断しないことです。

自分を信じて、自分の心の声によく耳を傾けて、しっかり足を地につけて、がんばってください。

宮崎から応援しています。


百咲、誕生日、おめでとう。心から愛をこめて。