MAMEZO2009-06-02

こんばんわ。
5月30日にまめぞうの記事をかき、31日、当直明けで、家族みんなで当直先まで迎えに来てもらったついでに、夕食をすませて帰宅したのが、午後の9時。

お迎えの車の中での情報で、今日はすこし水をのむところをみた。。ということだったので、安心していたのもあり、また、帰りの車の中で子供が寝付いたのも重なり、まめぞうさんに「ただいま」の挨拶をするのをすっかり忘れておりました。

お風呂に入り、すこし涼んだところで、「んで、まめは?」

「ソファーのところで寝てるんじゃないの?」

「いないけど。。」

「外に出て行ったんじゃないの?」

「いや、出した記憶はないよ。でも、もしかすると、迎えに行く前に洗濯物を干してたから、そのときにすり抜けたかもしれんけど。。」

けががなくて、元気なまめぞうさんなら、そのうち帰ってくるよ。。とほっとくのですが、いかんせん骨折があります。変な穴にはまってしまってたり、ツルにからんで抜け出せない可能性もあります。ただでさえ、最近ご飯も水分も取れていません。とにかく、外にでて探してみることにしました。

以前、外で遊んでいるときに、近所の犬が脱走して、それにびっくりしたまめぞうさんは、植木によじ登り、そこから降りれなくて、まる一日そこで過ごした経験があります。

そのときは、かすかに聞こえた鳴き声に奥さんが気づき、なんとか助かりましたが、木の枝の上で飢え死にしていたかもしれない。。というツワモノです。

聞き耳をたてますが、カエルの鳴き声と、川の流れの音しか聞こえてきません。

さすがに夜中の23時近くに大声で呼ぶわけにもいかず、いったん家に戻ることにしました。

「すこし、食べ始めてたし、まさか、死に場所を探しに行ったんじゃないよねえ」

そんな奥さんの言葉は聞こえなかったことにして、とにかく隅から隅まで探すことにしました。

布団の下にもぐっていないか、ソファーのあいだに埋もれていないか、押し入れのなかに閉じ込められていないか、バッグのなかに入っていないか。。

バッグって。。って思われた方、、、冗談ではないのです。
先日、奥さんが外出から帰ってくると、バッグが転がっています。なにかの拍子で落ちたんだろうと、拾い上げてみると、そのなかからまめぞうさんが、息も絶え絶え出てきて、その直後に吐いたというのです。
バッグのなかに入って寝ていたら、そのまま落ちて、窒息しかけていたんじゃないか。。と「自分が帰ってきてなかったら、死んでたかもよ、感謝してね」とまめぞうさんに恩を売っていたくらいですから。。

なにはともあれ、バッグのなかにもいない。

お風呂の中でおぼれているんじゃないか。。とも覗いてみました。

「2階はいなかったんだよね」

2階はほとんど奥さんの衣装部屋でほとんど私は近寄りません。

「うん、いなかったし、足がいたいから、2階にはまだ登れないはずよ」

「でも、もう一回見てみて」


しぶしぶ、上がっていく奥さん。

「いた。」

死に場所を求めていなかったんだ。。って心から喜びながら、登ってみてみると、箪笥のなかで洋服にくるまっています。

「おかえり。どうしたの?」

そんな目でこっちをみてます。

「下に降ろそうか?」

いつもは、洋服が汚れるといって、箪笥の中ににゃんこがはいるのを嫌がる奥さんに気を使って聞いてみました。

「ううん、あんまり動かすと、足も痛いしね」


それにしても、心配で大騒ぎしていたのが、聞こえていたはずなのに、うんともすんとも、にゃーとも鳴かないんだから、手のかかる家族です。

でも、よかった。

ちなみに、昨日は食欲も出てきたみたいで、ご飯もしっかり食べるようになりました。健康第一です。