MAMEZO2010-05-16

こんにちわ。
ご無沙汰しております。
前回更新が2月19日だったので、3か月ぶりなんですね。
4月は寒かったですね。下旬にもらってしまった風邪がいまだにくすぶっております。

2月28日に正式に引っ越しをして、2か月半過ぎました。

家の住み心地はよく、快適でした。

でした。。そう、過去形なのです。

実は、4月4日に「まめぞう」が家をでていってしまい、それからずっと帰ってこないのです。

いままであまりに側に居すぎて、彼がいかに我々家族の心を温めてくれていたか、すっかり忘れていました。

家が新しくできたこと、引っ越しの準備に追われて、まめぞうにさみしい思いをさせていたことに気付かずにいたんだと思います。

もともと田舎の貸家で屋外も屋内も出入り自由な感じで猫たちと過ごしていたので、急に屋内に閉じ込めるのはかわいそうだ。。ということで、車の往来の少ない場所を選び、無理をして広い土地を買い、自由に出入りできるように猫用の出入り口を作っていただきました。

まめぞうも含めて4匹のにゃん子たちを連れてきましたが、その中で一番早く猫の出入り口を見つけて、上手に出入りできるようになったのは「まめぞう」でした。
とはいえ、新しい環境でまったく自由にしていると迷ってしまうと思ったために、自由にできるのは、日中、われわれが観察できるときに限っていました。
観察していると、外に出ても、敷地内での散策で満足しているようだし、多少離れたところに行っても、自分でちゃんと帰ってきていました。

1カ月経ち、そろそろ大丈夫かな。。と油断が出始めたころでした。

夜中にでていったきり、その後帰ってきません。

迷い猫の場合、家の近く、50−100m半径内にいる確率が高いとの情報を信じ、途中、夜中に警察に職務質問をされながらも、家の周りを名前を呼びながら探し続けること1週間。まったく気配すら感じません。

最初は、「そのうち、お腹がすいてふらっと帰ってくるんじゃない」と気楽に考えていましたが、笑えない状況になってきました。

そして、地方紙に「まめぞう探しています」の記事を写真つきで掲載しました。
その日、「5日くらい前に敷地にいて、お孫さんが抱っこして遊んでいた。水色の首輪でおとなしかった」との情報が。。5日前といえば、居なくなって4日目です。

場所は自宅から直線距離で500mです。なぜ、目の見えないまめぞうがそんなに遠くに行ったのか。。本当にまめぞうなのかと思いながら、現地で話を伺いました。

伺うと、以前飼っていたにゃんこちゃんの首輪と同じ、ハートの刺繍の入った水色の首輪だったとのこと。人懐っこく、2歳半くらいのお孫さんに抱っこされても全然嫌がっていなかったこと、小柄だったこと。。とのことでした。

まめぞうに間違いなさそうです。

残念ながら、そのお宅では保護してくださっていませんでした。ご飯の提供もなかったみたい。。

もし、そこでご飯をもらっていたら、そこにしばらく居つくのでしょうけど、残念ながら、その後の目撃情報もありません。

500m離れたところに、自分で行ったのか、あるいは、誰かに連れて行かれたのか、、
2歳半のお孫さんを、うちの七花(2歳半)と間違えて「見つけた!」と喜んですり寄っていったのかもしれません。

もう少し話を伺うと、だいぶ弱っていたとのこと、別の方はのみがたくさんついていたとも言われます。
体力が弱ってしまうとのみもついてしまいます。

まったく情報がなかったところに、居なくなって4日目の情報が出てきました。ちゃんと生きてる。。と思えたことは力になりましたが、ちゃんとご飯を食べれているか、ちゃんと寒さをしのげているか、ノラ猫や猫嫌いのひとに追われて怖い思いをしていないか、そればかりが心に浮かぶようになりました。

その後、情報をいただいた周囲を探すのですが、まったく目撃情報がありません。
これだけ目撃されていないとすると、その近くに潜んでいるのでは。。と思っているのですが、なにか強い意思を持って動いているのかもしれません。

だいぶ仕事も都合をつけていただき、妻も子供の面倒を見ながら、探しまわりましたが、希望も体力も限界に近づいてきました。

お金はいくらかかってもいい。お金は稼げばなんとかなる。まめぞうはお金には代えられない。。ということで、第3者にお願いすることにしました。



長くなりそうですね。
結論をいうと、まだ「まめぞう」は帰ってきてくれません。
希望も体力もいまは全然大丈夫です。
まめぞうの生きる力を信じて、探しつづけています。

保険所も、環境保健課も、警察もいまだまめぞうは届けられていません。
きっと、よそのお家のなかか軒先でのほほんとしているのだと思います。
けれど、まめぞうが、「やっぱり、はーちゃんとにじちゃんたちのところにかーえろっと」と思ったときに、ちゃんと帰ってこれるように探し続けてあげなくては。。と思っています。

ブログ「まめぞう」を見てくださったかたにお願いです。
「まめぞう」が無事に帰ってきてくれるように祈っていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
日高淑晶