論文を読むつもりが。。。

当直の間、自分の研究に関連した論文を読もうかなあとも思っていたんですが、なんとなく気がのらず、結局、1年くらい前に買って、研究室の本棚に立てかけていた、司馬遼太郎の「花神」を読んでおります。

司馬遼太郎さん、、「項羽と劉邦」が一番初めだったと思いますが、本当に引き込まれてしまいますね。その裏にある取材量、資料たるやすさまじいのだろうなあと思います。

ちょうど、ペリーがくる前後ですから、1860年前後、江戸から明治に変わる激動期のことです。
大村益次郎の話です。

先日の神田正典さんのブログで70年周期説の話題が出ていましたが、それを考えると、今年が2005年、1935年、1865年、、うーん、確かに価値観が大きく変化するときなのかもしれません。

そう思いながら、この時代の人たちの考えかた、身の処し方、世の中に対するものの考え方、、、重ね合わせて読んでおります。

面白いです。一年前に買っていて、いま、手に取ったというのも不思議な力を感じます。人生、そんなものかもしれません。